23 décembre 2012

今年もゴルフは終わり

また、今年もあと少しで終わりになってきました。
クラブを新調し、定期的に一カ月に一回ラウンドするように
なって4年の日々が立ったことに気がつきました。
その間、いろいろな人といろいろなゴルフ場に行って

気がついたことは・・・
世の中、プロではなくても週に2、3回ゴルフ場でラウンドしている

方達がマイナーではなくいらっしゃるということを発見しました。
今年は130数ラウンドした(!)などとおっしゃっている声も聞きました。
そうすると、私のなんとか月一回はなんだ? 一年でいうとたったの?

12ラウンド・・・。
月一回の場合、正直、午後最終ホールあたりになってきて、
ようやく調子がでてきたところでおわり。 

また、一ヶ月後に忘れていたのを思い出すパターン。
どうも、早く上達したい向きには短期間でどんどんゴルフ場に行くとか、

毎日練習するとかが最短の上達方法のようだ、ということもわかりました。 
私にはインポッシブル! ゴルフ場や練習場が目の前のところに
住んでいて、1ラウンド3~4千円でもない限り…。
では、ここ2、3年のうち、印象に残ったクラブハウスについてあげてみたい

と思います。 まずは、クラシック系から。

山田ゴルフ倶楽部。 こちらはフレンチクラシックとモダンが上手に

融合されています。
バブルの遺産的な、かなりお金がかかっているみたいだけれど、

女性目線から見ると、魅力があとひとつ、と感じるクラブハウスが結構
多かった中(すみません!)、ここはセンスの良さを感じました。

クラシック系の続きで、こちらはメイプルポイント。 

インテリアがブリティッシュフランボワイヤントと勝手ですが呼びたくなります。 
ここまで本格的にゴージャスなら拍手喝采。

次にこちらは、ジャパニーズモダン系。 馬頭ゴルフ倶楽部。 

日本的な自然と一緒になり水平方向に伸びる美や、渋い美しさの木使いが
印象に残りました。

最後にブリストルヒル。 こちらは軽快で楽しくオシャレな今時の

クラブライフが展開しそうな雰囲気がよかったです。
ブリストル昼も最高!

 
写真の野菜ラザーニャは絶品でした。 

今まで行った中で、雰囲気のみならず、メニュー、味まで表参道で
ランチしてる気分のゴルフ場はここくらい。 
ただコースはかなりトリッキーですが。
というわけで、まだ他にもあげたいところはあるのですが、

この辺で! また来年!

18 novembre 2012

シーリー VS. シモンズ?

先月、一週間ほどイタリアに行ってきました。
前回、芦ノ湖のプリンスでベッドの脇にblissful sleep 「至福の眠り」

なるものが書かれたシーリー社のマットレスの紹介文が置いて
あったのを見て、他のホテルはどうなのか気になりだしたマットレス。
今回、泊まったホテルのマットレスを何気なくチェックしました。
まずは、ナポリで泊まった5つ星ホテル!
あっ!これは私にとって普段はしないレアな体験ですよ。


ナポリを訪れるのは初めてです。
ゴミだらけで汚いとか、マフィアの街だとか聞きますが・・・
泊まる所によってこれだけナポリに対する印象が変わるのでしょうか?


イタリアに到着した第一日目に、目の前に地中海が広がり、
遠くにはベスビオ山が見え、すぐそこには海に佇む11世紀からの
古城が見えるホテルに泊まったため、「ナポリってなんて素敵なの! 
ナポリを見てから死ね!というセリフがあるけど、これで死ねるわ!」、
などと素晴らしい海の景色に感嘆したのでした。
そうそう、で、マットレスは?


じゃじゃ~ん! 何写真とってんの?って感じですが、
シーリーならぬ、シモンズ君!
マットレス自体も厚いけれど、その下のベッド台も、
「どっからでもかかってこ~い!」と言わんばかり、がっしり、どっしり。 
二つ合わせて結構な高さ。 でも、イタリアの建物は天井が高いので、
4mまでいかなくても、3m50はゆうにあるため、ちょうどバランスが
とれています。(バスルームさえ、3mはあるね。)
後からその道の専門家に聞きましたが、マットレスはその下のコイルの
はいったベッド台に乗っているから長持ちすると。 
床や、板状の上に乗せておいたら、バネというか、スプリングの消耗が
早いそうです。
ま、それはともかく、寝心地はですね~、やはりとってもよろしいの
ではないでしょうか。
ちなみにシモンズ君は、「至福の眠り」ならぬ、Heavenly Bed、
「天国のベッド」といううたい文句のようです。
えぇ~っ! 今度は天国ですか! まるでシスティン礼拝堂の天井画の
天国のように、もう後は天に昇って行くばかりじゃないですか!
ローマで見てきたばかりでした。
というところで、シーリーVSシモンズという横綱同士の優勝争いの
白星はどちらかな?
「お~い!ちょっと待った~っ!」
お~っと!そこで、突然、待ったがかかりました。
そうです、横綱は他にもいるのです。
ナポリから2時間弱のアマルフィで泊まったホテル。 

こちらもわたし的には超レアな出来事の5つ星ホテル。

このホテルは断崖に建っているため、敷地内のビーチレベルに降りて

ゆくための専用エレベーターがあります。
高所恐怖症の私はおそるおそる下に小さく見えるプールを見下ろし

ましたが、でも目の前に悠然と広がる地中海の景色は最高!
そうそう、ここのホテルにまた別の、強豪の横綱がお部屋に

いらっしゃいました。

アメリカ部屋出身(!)のシーリー、シモンズ君達に対し、こちらは、
イタリア部屋出身のドレランちゃん!
何だかカタカナで書くと可愛い響きが…
気分はランラン! とってもよく眠れました。
マットレスって大切なのね! 眠れる森の美女もきっと素晴らしい
マットレスに寝て美しさをキープしてたのかしら?!

28 octobre 2012

芦ノ湖でアッシーを見たかったアタッシー

しっとりとしてきた秋、箱根に行ってきました。

プリンスホテルに一泊しました。
お部屋からの眺めは最高! 奥に富士山が見えます。
このちょっと広めのバルコニーでモーニングティー、アフタヌンティー

などをいただきながら延々と過ごしたくなるような感じです。
芦ノ湖の対岸は何も人工的なものがなくとても静かでミステリアスな
感じさえあります。
景観が保護されていてうれしい限りです。
なんだか真夜中恐竜でも泳いでいそうな雰囲気で、寄せる波の音に

耳を澄まします。・・・チャプン!

ここのプリンスホテルの宿泊棟は完全な円形をしています。
以前、清家清さまの設計したザ・プリンス軽井沢や野尻湖プリンス

にも泊まったことがありますが、眺めを楽しむ渋い味わいのある
リゾートホテルでした。 
こちらも、当時建築にこだわって建てた感があります。 
ただバルコニーの手摺りのデザインはもう少し検討してほしかったかなぁ。
おおっと、村野藤吾さまの設計でした。
直線、直角、均一感、白かグレートーン、ストイック、ミニマル大好きな日本のあまたなる建築の大家先生の中で異色の存在と言えましょうか。
もしかしたら日本の建築家の中で一番好きな一人かもしれません。



お部屋のベッドに置いてあった掲示物をパチリンコ。
「至福の眠り」ですって! 素敵なキャッチ!
バルコニーで至福の時を過ごし、夜は至福の眠りで、ホテルさん、

ありがとう!
考えてみれば一日24時間中の大きな時間を(特に私の場合)占める

睡眠が至福の時間となる環境は大切。 
でも、何の上がベストか、シーリーかシモンズか、はたまた、畳か、
キャンプ場の地面か、それは人によって異なりますよね。
ちなみに私は畳+煎餅布団だとお尻が痛くてよく眠れません・・・。


25 septembre 2012

神楽坂フレンチ探検

生まれも育ちも東京ですが、今までなぜか一度も神楽坂に
行ったことがなかった私。
フランス人が経営するレストランがいくつかあるらしく、ちょっくら

そのレストランのひとつに友達と行ってきました。
リヨネで始まる長い名前がついたお店でした。
なんだかフランスが懐かしくなる家庭料理がいろいろ登場しました。


これは、クネルと言って魚のすりみをプヨプヨのまっ白な太い

ソーセージ状の形にした、はんぺんみたいなもののグラタン。

これは、ブダンと言って豚の血!を詰めたソーセージが真ん中に

はさまっています。
そして!


極めつけは、トリ~~ップ!
なんでしょう、これは? 私は生まれて初めていただきました。
そうです! 牛の胃袋です。 日本語でハチの巣とか言うらしい・・・。
テレビの番組でフランス人やイタリア人が家庭でこれを煮込んだ料理を

美味しそうに食べている場面を何度か見たことはありましたが・・・。
パリにいた時はなぜか遭遇することはなかったです。
で、味は? う~ん! この何ともいえない弾力感、この何とも言えない香り、

細かい網の目のようなヴィジュアル、私にとって、このトリップ体験?は
最初で最後にしておきたい・・・。(味覚が子供ですみません!)
そして、デザートは・・・


うふふっ!! ウフ・アラ・ネージュ!(何?) 
めっちゃなつかし~っ!!! 何て久しぶりなんだ…!
「雪のようにしたてた卵」と訳せばよいのかしら(直訳)? 
そう、ぷくぷく泡立てたメレンゲがカスタードソースの海を漂流

しているデセールです!
友達は「こんなフレンチ初めて!」と言っていました。 
なるほど、そりゃ、言い当てています。 

日本ではフレンチというと大きなお皿の中央にちょこんとメインが
おすまししていて、まわりに美しいソースがアートのように飾られた
イメージですものね!
神楽坂で日本では珍しいディープフレンチな食材による

超フレンチ家庭料理を体験してきたのでした。


7 juin 2012

バラのお手入れ

冬の寒い時期から春にかけてかなり自分の中でヒートアップ
していたマイパティシエ修行・・・。 
インターネットショッピングでいろいろな製パン製菓用道具や型を
揃えて、そわそわしていたのですが。 
外の気温が上昇していくのに従い、だんだんほったらかし状態に
なってきました! 
と言うのも5月の声を聞くと共に一気に他のことでそわそわ忙しく
なってきたのです。 
そう、5月に一斉に蕾をつけてどんどん咲きだす私の愛するバラ様達
のお世話です。 お庭に毎年ちょっとずつ種類を増やしていってます。

こちらはニコラ・パガニーニというバイオリンのヴィルトゥオーゾです。 

小ぶりながら形のよい剣弁高芯咲きです。

赤いバラもいいけど、白バラも清純でいいなぁ。 写真は新雪。
バラって、お手入れが結構大変ですが不思議と苦になりません。 

水を毎日あげると素直に反応して花を咲かしてくれて可愛いものです。 
水のあげすぎもダメということもわかりましたが。
というところで、マイパティシエ修行のほうはしばらく暇を!

いただくことにします。
また、いつかカムバックします。 

2 mai 2012

パティシエ・ブランジェその3

粉だらけになりながらこねるパン作りは楽しい!
幼児の時の泥んこ遊びの感覚を思い出しました。
クロワッサン、パンオショコラ、ブリオーシュときたら、やはり

フレンチパンの定番はパンオレザンでしょう。
またまた、初挑戦で作ったのですが、初めてのわりにはなかなか

美味しくできました。

このうずまき達はどうやって作るかというと、まず、ブリオーシュ生地を

作り大きな長方形にのばします。
その上に全体にカスタードクリームを塗り、レーズン類を散らしたら、

全体をロールケーキのような形に巻いていきます。
そこまでは良かった・・・! しかし、予期しなかったのは、このロールを

金太郎飴のようにきれいな断面にカットしてゆき、うずまき君達を
作り出して行くのが、かなりむずかしいのです!
生地は薄くて柔らかいけれど、お餅のような弾力状態の上、

間にぐるぐる状にクリームがはさまっているので、切る時へたすると、
ぐしゃっとつぶれてしまうのです。
いさぎよく切るしかないと、思い切ってカットしたら、どれもかなりつぶれた

楕円形に変形してしまうわ、クリームは飛び出すわで、「こりゃもうだめだ!」
とやけになって、生地達を思いっきりキッチンの床に叩きつけたいような
気分になってきました。 
しかし、そこで深呼吸をし、その衝動をぐっと抑えて、カットしたものを
一個一個オーブントレーに乗せた後、そーっと横から押してみました。
すると、まるで形状記憶のワイシャツのようにちょっとづつ元の円にもどって
いくではないですか・・・!(弾力性のため)

というわけで、なんとか丸い形に焼きあげることができました。
ゴルフも予期せぬハプニングがありますが、パティスリー作りも

いろいろ予期せぬハプニングがあります。
大事なのは、そこでなんとか耐えればリカバリーするチャンスが

あるってことですか・・・。
焼いてると暑いし、甘い匂いでお腹いっぱいになるし、味見したり、

作りすぎるとつい食べ過ぎて太るし、パティスリー作りにはかなり格闘
させられます。
粉をふったコネ台の上で弾力のある生地を叩きつけるのは
格闘技のようです・・・。

31 mars 2012

フレンチパン作りその2

「フランスの味懐かし」を求めてスタートしたパン作り。
実はパンばかりでなくフレンチのデザートや料理、ついでに、

ティラミスをはじめイタリアンなども挑戦しておりますが
(それはまた、機会があったら撮った写真を披露するとしよう)・・・
今回はブリブリ、ブリオーシュ作りに挑戦してみました!


全くはじめてのわりには、なかなかの出来と言えよう。
フレンチのバターと小麦粉、卵(これはさすがに日本製!)の生地に

ラムレーズンやグランマルニエにつけたオレンジピールを入れてみました。

使ったパン型もフランス製です。(ネットの製菓材料屋で購入)
また次作る時はもっとおいしくなりますように!
かくして私のパティシエ・ブランジェ(フランスのパン菓子職人)修行は

ゴルフの修行のようにはじまったばかりなのでありましたが、この行くへは
どうなることやら・・・

4 mars 2012

新しくチャレンジその2

スノボトライに続いて、最近の新しい試み第2弾!
私って、ピアノを弾いたり、バラを育てたり、スポーツしたり、

好きな分野において熱したり、冷めたり、途中休止したりしながらも、
いつまでも継続して楽しむほうです。
今度は新たにパン作りにチャレンジしてみることにしました。
今人気のボタンひとつで自動的に作るホームベーカリーではないですよ。
フランスにいた時、毎朝アパルトマンのすぐそばにあるパン屋で

焼き立てのバゲットやクロワッサン、ブリオーシュを買ってきて
食べていました。
私にとって、フランスで作られるパンは、日本でも、他のどの国でも

(スイス、ベルギーのフランス語圏はOK!)味わえない最高のおいしさ
を感じます。 いくら頑張って日本で作っても、何かが違うんです。
空気の成分とか、水とか、湿度の影響もあると思います。
お米は日本で食べるのが最高においしいのと同じことです。
そういうわけで、なんとか近い味のパンが自分で作れるようになりたい

一心で始めてみることにしました。

まずは、フランス製の粉や膨らまし粉をインターネットで購入し、
バターもフランスのものを買ってきました。
you tubeでフランス人のパン職人がクロワッサンを作るレシピー動画を

見ながら同じようにやってみました。

新たに購入したこね機でこねた後、生地をこね棒でのばしてその上に

シート状に伸ばしたバターをおいて何度も折りたたんでパイ生地のように
層を作って行きます。

生地ができたら、あとは一気に高温で焼き上げました。


なんと、生まれて初めて自分で作ったパン!
う~ん、懐かしい味にちょっとづつ近づくよう
また、何度も作って、だんだん上達していきたいものです。

18 janvier 2012

スノボトライで新しい年が始まった!

今年も毎年のように1月1日はスキー場にいました!
ただ、今年違ったことは!
とうとうスノボをチャレンジしてみました・・・!
チャレンジ精神は何才になっても忘れたくないと思ったので・・・




2本スキーは自分にとっての目標、願望だったことを過去に全て果して
しまっていたので、それ以降すっかり冷めた気分で滑っていました。
だけど、冬は寒くてあまりゴルフ気分でない日本で、ウィンタースポーツも

楽しみ続けたいなぁと考えていたら、惰性的にスキーをするより、
スノボで滑ってみようと今頃思いついたというわけ。
でも、やってみてスノボはかかとに乗ったりつま先に乗ったりで、スキーと

だいぶバランス感覚が違うことがわかりました。
スキーを始めた6歳の時のようにたくさん転び子供の頃を思い出しました。
ところで、ゴルフとスキー、スノボの共通点をたった一つ発見。
何かというと・・・
それは、ロスのない回転で遠心力に乗ることが大事、
ということでした。