25 septembre 2012

神楽坂フレンチ探検

生まれも育ちも東京ですが、今までなぜか一度も神楽坂に
行ったことがなかった私。
フランス人が経営するレストランがいくつかあるらしく、ちょっくら

そのレストランのひとつに友達と行ってきました。
リヨネで始まる長い名前がついたお店でした。
なんだかフランスが懐かしくなる家庭料理がいろいろ登場しました。


これは、クネルと言って魚のすりみをプヨプヨのまっ白な太い

ソーセージ状の形にした、はんぺんみたいなもののグラタン。

これは、ブダンと言って豚の血!を詰めたソーセージが真ん中に

はさまっています。
そして!


極めつけは、トリ~~ップ!
なんでしょう、これは? 私は生まれて初めていただきました。
そうです! 牛の胃袋です。 日本語でハチの巣とか言うらしい・・・。
テレビの番組でフランス人やイタリア人が家庭でこれを煮込んだ料理を

美味しそうに食べている場面を何度か見たことはありましたが・・・。
パリにいた時はなぜか遭遇することはなかったです。
で、味は? う~ん! この何ともいえない弾力感、この何とも言えない香り、

細かい網の目のようなヴィジュアル、私にとって、このトリップ体験?は
最初で最後にしておきたい・・・。(味覚が子供ですみません!)
そして、デザートは・・・


うふふっ!! ウフ・アラ・ネージュ!(何?) 
めっちゃなつかし~っ!!! 何て久しぶりなんだ…!
「雪のようにしたてた卵」と訳せばよいのかしら(直訳)? 
そう、ぷくぷく泡立てたメレンゲがカスタードソースの海を漂流

しているデセールです!
友達は「こんなフレンチ初めて!」と言っていました。 
なるほど、そりゃ、言い当てています。 

日本ではフレンチというと大きなお皿の中央にちょこんとメインが
おすまししていて、まわりに美しいソースがアートのように飾られた
イメージですものね!
神楽坂で日本では珍しいディープフレンチな食材による

超フレンチ家庭料理を体験してきたのでした。