12 août 2014

フィレンツェのデザインホテル

花の都、フィレンツェ。
ルネッサンス期の建築をはじめ、街の色合いがどことなくフィオーレ、
花のような印象をいつ行っても感じます。

そして、普段は全く霊感など感じない自分ですが、何故かフィレンツェに
行くと、必ずゾクゾク感じるんです。 歴史に出てくる人物の霊達の
ざわめきを・・・メディチ家の人々や、ルネッサンス期の芸術家達が、
あちこち、そぞろ歩きしているのを・・・。

とても魅力のある街で何度でも行きたくなります。

どこのヨーロッパの都市に行っても格調高い高級ホテルと並んで、
デザインホテルがあり、お洒落なデザインで宿泊客を楽しませて
くれます。 フィレンツェで印象に残ったデザインホテルの1つは、
やはり、UNA HOTEL VITTORIAでしょうか。

1階は、不思議なアートギャラリーにでも入り込んだような空間が
広がります。 大きな螺旋を描いてモザイクタイルの帯が入口から
レセプションまで廻っています。

クロスステッチのお花の刺繍のようにも見えます。
繊細にして大胆。 そして、この大らかな曲線使いはやっぱり、
ヨーロッパは地中海文化系のインスピレーションを感じます。
この曲線にいつもビビビっと、来ます。 ラテンで自由奔放な
エスプリに・・・。

ファビオ・ノヴェンブレのデザインによるホテルです。
非日常的な空間に癒されます。