ルネッサンス期の建築をはじめ、街の色合いがどことなくフィオーレ、
花のような印象をいつ行っても感じます。
そして、普段は全く霊感など感じない自分ですが、何故かフィレンツェに
行くと、必ずゾクゾク感じるんです。 歴史に出てくる人物の霊達の
ざわめきを・・・メディチ家の人々や、ルネッサンス期の芸術家達が、
あちこち、そぞろ歩きしているのを・・・。
とても魅力のある街で何度でも行きたくなります。
どこのヨーロッパの都市に行っても格調高い高級ホテルと並んで、
デザインホテルがあり、お洒落なデザインで宿泊客を楽しませて
くれます。 フィレンツェで印象に残ったデザインホテルの1つは、
やはり、UNA HOTEL VITTORIAでしょうか。
1階は、不思議なアートギャラリーにでも入り込んだような空間が
広がります。 大きな螺旋を描いてモザイクタイルの帯が入口から
レセプションまで廻っています。
クロスステッチのお花の刺繍のようにも見えます。
繊細にして大胆。 そして、この大らかな曲線使いはやっぱり、
ヨーロッパは地中海文化系のインスピレーションを感じます。
この曲線にいつもビビビっと、来ます。 ラテンで自由奔放な
エスプリに・・・。
ファビオ・ノヴェンブレのデザインによるホテルです。
非日常的な空間に癒されます。